h280711 徹夜

「ねじまき鳥クロニクル」を読み終わった。
僕はアヒルの人を眺める人になりたいと思った。きっとアヒルの人には成れない。
「ライ麦畑でつかまえて」を思い出した。僕はライ麦畑の見張り役に少し似ていると思った。
本を読んだ後の物語の終った感が少し好きだ。自分の中で話が少しの間だけ続いて行く。
次はどんな本を読もうかな。長いものを読んだから短いのを幾つか読もうと考えたりした。

深夜に父と近所の薬局に行った。
「冷たい飲み物を買ってやる」そう言われて急いで身支度をした。
外は昼間の暑さが嘘のように涼しかった。時速の風が窓を抜けて僕に当たる。
間もなく薬局に着いた。少し回った後にポテトチップスとオレンジジュースを持って会計に行った。父は煎餅を買っていたな、好きなんだ昔から。お菓子と言うと何時もこれを見ている。帰りに母の調子が悪いことを話した。だいぶ落ち込んでいることを話した。父はそういったことに物凄く神経を使ってしまう性格なので、逆に僕は父を心配していた。

絵を描いていたけど、眠いので調子が出なかった。
でもそれなりに成果があって、やっぱり僕は少ない情報量の絵が好きみたいだ。
シンプルな太い線。少し淡い色使い。左脳に聞いたまとまった絵。